弊社は触媒用原料としてのモリブデン・タングステン化合物を中心に様々な分野のユーザーに製品を提供してまいりました。研究開発部門においては「製品開発」「生産技術」「環境対策」の３点を基本に、そのユーザーの希望に応えるべく製品特性の研究・品質管理を行っております。

近年は世界レベルでの化学物質による環境汚染が問題となっております。モリブデン・タングステン化合物は石油精製の脱硫やパワープラントの脱硝に利用されているように、こうした有害物質に対して非常に有効であり、同時に自身の毒性は比較的低いと注目されております。こうした中で弊社は古くからモリブデン・タングステン化合物の専門メーカーとして培ってきた技術力を駆使し、産業界だけでなく地球環境にも配慮した製品を開発していきたいと考えております。

製品開発

弊社はこれまで触媒原料としてのモリブデン・タングステン化合物を中心に製品を提供してまいりました。しかし、近年こうしたモリブデン・タングステン化合物が触媒業界だけでなく様々な分野で注目を集めるようになり、それによってユーザーからの要求も多様なものとなってきました。研究開発部門ではこうしたあらゆる分野の要求に応えるべく柔軟な発想を持って研究を進めてまいります。

生産技術

弊社が７０数年培ってきたモリブデン・タングステン化合物を中心とした製造技術、とりわけ湿式精製技術は国内はもとより国外からも「技術のNIC」として高い評価を得ております。研究開発部門ではより一層の高品質化、効率化をめざして生産技術の開発を行っています。

環境対策

近年化学物質や環境汚染に対する関心の高まりから、企業においても環境に対する高いモラルが要求されています。弊社でもこうした環境対策も重要な事業項目であると考え、これまで得てきた知識・経験・技術を用いて廃棄物や廃水処理法の改善・開発に努め、これまで以上に環境負荷低減を図っております。

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